野良猫について

更新日:2024年03月26日

TNR活動について

 TNR活動とは、地域に住んでいる野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、もとの場所に戻す(Return)活動です。子猫が生まれることを防ぎ、野良猫を増やさず、殺処分によらな方法でその被害を軽減することを目的としています。市内にも自主的にTNR活動をされているボランティアの方がいます。

 Trap(捕獲する)

 Neuter(不妊手術をする)

 Return(元の場所に戻す)

 

「さくらねこ」とは

 不妊手術の印としてオスは右、メスは左の耳先をカットします。麻酔が効いているので痛みはありません。カットした耳がさくらの花びらの形に似ていることから、さくらねこと呼ばれています。耳先のカットを見れば、既に手術済みであることが一目で分かります。

地域猫活動について

野良猫への無責任な餌やりはやめましょう

 無責任に餌を与えると猫が増えてしまうほか、特に餌を置きっぱなしにすると害虫やネズミ、カラスを呼び寄せ、周辺の環境に悪影響を与えます。そして、餌を食べにきた子猫がカラスに襲われる危険もあります。

公益財団法人どうぶつ基金について

 公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育法の指導・動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の建設に寄与することを目的とし、犬や猫の不妊手術奨励事業や動物愛護思想の普及啓発活動を実施している団体です。

 藤井寺市では公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR 事業を行います。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV 字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。

 公益財団法人どうぶつ基金が発行する無料不妊手術チケットを、市内において地域猫活動を行っているボランティアグループ等に配布し、どうぶつ基金の協力病院で、飼い主のいない猫に不妊去勢手術をすることによってこれらの猫を減らしていく、協働の取り組みを始めています。詳細につきましては環境衛生課へお問合せください。

お問い合わせ

市民生活部 環境衛生課
〒583-8583
大阪府藤井寺市岡1丁目1番1号 市役所6階67番窓口
電話番号:072-939-1111 (代表)
072-939-1077(清掃担当)

072-939-1074(環境・公害・飼犬登録担当)
ファックス番号:072-936-9777
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