クビアカツヤカミキリについて

更新日:2023年06月29日

クビアカツヤカミキリとは

クビアカツヤカミキリは、バラ科の樹木の中に幼虫が入り込み、木の内部を食い荒らしてしまう特定外来生物の昆虫です。藤井寺市を含む、大阪府内の多数の市町村で発生が確認され、生息域が年々広がっています。

人体への害はありませんが、サクラ・ウメ・モモなどのバラ科の樹木を枯らしてしまうため、農業や生態系、景観への多大な被害が懸念されています。

幼虫が入り込んだ木からは、フラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が樹木の幹や地面に大量に排出されます。放っておくと樹木が衰弱し、やがて枯れてしまうおそれがあります。

フラスが出ている木は、フラスを掻き出し、幼虫を針金などで刺すか殺虫剤を噴射して駆除してください。

6月~8月は、成虫の発生時期です。成虫を見つけた場合は、踏みつぶすか殺虫剤などで駆除してください

 

原産地 :中国・ベトナム北部・朝鮮半島など

被害樹木:サクラ・ウメ・モモなどバラ科の樹木(生きている樹木を好む)

体長  :2.8~3.7cm(成虫)

特徴  :からだ全体が黒く光沢があり頭部の下、胸部分が赤い。飛ぶことができるので、サクラ等の木がない場所にも飛んでくることがある。

 

クビアカツヤカミキリの成虫

クビアカツヤカミキリの成虫

クビアカツヤカミキリの大量に溜まったフラス

クビアカツヤカミキリの大量に溜まったフラス

 

※詳しくは、独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所作成、クビアカツヤカミキリ被害対策の手引書をご覧ください。

お問い合わせ

市民生活部 環境衛生課
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