市政運営方針

更新日:2022年02月25日

令和4年度市政運営方針

 令和4年第1回定例市議会の開催にあたり、新年度の市政運営につきまして、私の所信を申し上げたいと存じます。

 

はじめに

 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、今なお、世界中の人々が困難を強いられ、感染力の強いウイルスにより、これまで以上に感染者が急激に増加するなど、市民生活において、安心できない状況が続いております。

 そのような中、長きにわたり、最前線でご尽力いただいております医療従事者の皆様をはじめ、エッセンシャルワーカーの方々、そして、感染防止対策にご協力いただいております皆様に対しまして、心から感謝を申し上げます。

 令和3年度では、ワクチン接種をはじめとした、新型コロナウイルス感染症対策を最優先に取り組んでまいりました。

 また、コロナ禍で生まれた差別や偏見が、一人ひとりの正しい情報に基づく行動によって解消されるよう取り組んでまいりました。今後も引き続き、差別のない、一人ひとりが大切にされるまちづくりを進めてまいります。

 一方、本市を取り巻く社会経済状況は、依然として、人口減少と少子化、高齢化の進行により、行政サービスのあり方自体を大きく変えていく必要があり、世界的な動きである「誰一人取り残さない」という理念を掲げたSDGsの推進やICTを活用したスマートシティの取り組み、また、本市の魅力を市内外に発信するシティセールスにつきましても進めていかなければなりません。 

 本市では、厳しい財政状況が続く中、予算編成におきまして、既存事業の見直しを含めたより厳しいシーリングを実施し、当初予算で生じている財源不足を着実に縮減しながら、市民サービスの向上、未来への投資につながる予算として編成いたしました。

 このような本市を取り巻く状況ではございますが、令和4年度は、私の1期目の集大成の年度として、新型コロナウイルス感染症対策とともに、マニフェストロードマップでお示しした目標の達成に向けた重要な1年と考えております。

 


新型コロナウイルス感染症対策

 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、市民の皆様の安心・安全な暮らしを守るため、感染拡大の防止対策や感染リスクの低減、市民や事業者の皆様への支援など、様々な取り組みを進めております。 

 具体的には、ワクチン接種の取り組みや市民総合会館本館内の「藤井寺市PCR検査センター」の開設、また、地域経済の活性化と市内の消費喚起を目的とした「買って応援ふじいでら」を実施しました。

 また、子育て世帯への支援として、「子どもの笑顔サポート給付金事業」、そして、頑張っておられる市内事業者の皆様への支援などにも取り組んでまいりました。 

 これらの取り組みを踏まえながら、令和4年度に取り組んでまいります主な新型コロナウイルス感染症対策につきまして、申し上げます。 

 市民の皆様の命、健康を守るため、何よりも最優先に取り組むワクチン接種につきましては、国や大阪府、医師会などと連携を図りながら取り組んでおり、3回目のワクチン接種につきましても、万全の対策を講じながら進めております。今後、新たに接種対象者となります5歳から11歳までのお子さんへのワクチン接種につきましては、正確な情報提供を行いながら、接種希望者に対して、出来るだけ早期での接種完了を目指します。 

 次に、「藤井寺市PCR検査センター」につきましては、感染状況を踏まえ、開設期間の延長を行います。 

 国の施策として、令和3年度より実施しております「住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業」などにつきましては、引き続き、適切な給付事務を進めるとともに、国の制度に加え、市独自に子育て支援施策の充実を図ってまいります。 

 さらには、今回の新型コロナウイルス感染症や頻発する自然災害に対する企業活動存続のための計画であるBCP(事業継続計画)策定や生産性向上を図るための設備導入など、積極的に事業活動に取り組む事業者の皆様を支援します。

 これらの取り組みなどをはじめ、引き続き、新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら、市民や事業者の皆様への必要な支援に取り組みます。

 


5つの重点施策

 次に、令和4年度に取り組んでまいります主な施策につきまして、ロードマップに沿って、申し上げます。

≪風通しの良い市政を市民目線で実行≫

 1 点目は、「風通しの良い市政を市民目線で実行」することでございます。

 市長タウンミーティングでは、私自身がすべての地区に出向き、市政報告を行うとともに、市民の皆様と直接対話を行い、市政に反映してまいります。

 市政の情報発信につきましては、広報紙をはじめ、ホームページやFacebook、YouTube での発信を行ってまいりましたが、さらなる発信強化としまして、本年1月より「藤井寺市LINE公式アカウント」のリニューアルを行い、メニューの増加、利用者が希望される情報のみを提供するセグメント配信などを開始いたしました。今後も、市民の皆様が必要とする情報を、より簡単に受け取れるよう、スピーディーな情報発信を行ってまいります。

 また、ご家族や身近な方を亡くされた後に、ご遺族の方が行う市役所内の各種手続きを支援するため、本庁舎1 階の市民課内に「おくやみ手続きサポートデスク」を新設し、ご遺族の方の負担軽減に努めます。

 自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めていく観点から、新たに、様々な行政手続きや申し込み、窓口来庁予約をスマホやパソコンを利用して行っていただける「藤井寺市オンライン窓口」を、本年1月より、スタートさせたところでございます。 

 さらに、4月よりこのオンライン窓口で住民票取得時などに係る手数料等の支払いのオンライン決済を実施いたします。

 令和4年度はオンライン窓口の充実、拡大を順次進め、さらなる市民の皆様の利便性の向上とデジタル化の推進を図ります。

 庁内におけるICTの活用としまして、昨年、若手職員による、パソコン上で行う業務や作業を自動化する技術である、「RPA(ロボティックプロセスオートメーション)」の導入に関するタスクフォースを立ち上げました。電子会議室も活用しながら、RPAに適した業務の抽出、導入効果などの検討を行いましたので、それらの結果を踏まえたRPAを導入します。さらに、庁内のコミュニケーションツールの一つである「LoGoチャット」を充実し、庁内の情報共有の迅速化を進め、業務の効率化を図ります。

 SDGsの取り組みにつきましては、世界の共通目標であり、本市におきましても、継続して理解を深める取り組みを進めてまいります。

 さらに、SDGsの取り組みを行う企業、団体等に対して認定制度を設け、SDGsを意識した事業やESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮した活動に対する支援を行うなど、SDGsの推進を図ります。

 また、市立全小中学校において、LED照明への更新を行い、消費電力の軽減、機器の長寿命化など、環境に配慮した取り組みを進めます。

 循環型社会の実現に向けましては、4R(リフューズ・リデュース・リユース・リサイクル)の基本理念のもと、ごみの発生抑制や減量化、資源化などの取り組みに努めます。

 


≪子育てをするなら藤井寺と言われるまちを実現≫

 2点目は、「子育てをするなら藤井寺と言われるまちを実現」することでございます。

 コロナ禍での子育て支援施策としまして、令和5年4月1日までに生まれる新生児を対象として、1人10万円の給付を行う「新生児サポート給付金」事業を、新たに実施します。

 妊婦の方に対しましては、令和3年度に引き続き、電子マネーをチャージした「ふじいでらWAONカード」を配付し、経済的負担を軽減することで、安心して出産や子育てに備えていただきます。

 産後間もない産婦の方へのサポートとして、産婦健康診査事業及び産後ケア事業を実施しておりますが、産後ケア事業の宿泊型の1回あたりの利用上限日数を拡大し、産婦の方々の負担軽減を図ります。

 子育て情報冊子「子育てマップ」につきましては、新たに、民間事業者との連携事業により、デザインを含め、見やすく、分かりやすいものへとリニューアルいたします。

 さらに、子育てに関係する情報発信につきましては、LINE公式アカウントのリニューアルにあわせ、そのメニューの一つとして、各種の子育て情報を発信するとともに、学校園・保育所などの出欠連絡にも利用できるなど、利便性向上につなげます。また、市民の皆様や各種団体の地域子育て支援情報などを交換できる新たなアプリを導入し、子育て世代に必要な情報を効果的に届けてまいります。

 本市の未来を担う子どもたちが、生まれ育った環境に左右されることなく、また、貧困や虐待、ヤングケアラーなど支援が必要な方に、適切な支援が届く社会につなげていくことが重要であり、関係機関を含め、庁内関係課が連携を図りながら、対応してまいります。

 また、子どもたちが自らの未来を信じ、歩んでいける社会の実現を目指し、子どもの貧困対策について総合的な推進を図ることを目的に、庁内の「子どもの未来応援ネットワーク会議」や「子ども・子育て会議」などで協議を行いながら、「子どもの貧困対策推進計画」を策定いたします。

 道明寺こども園につきましては、令和5年4月に、幼保連携型認定こども園へ移行することを予定しており、幼稚園及び保育所のそれぞれの特色を活かした幼児教育及び保育を進めます。

 保育施設の環境整備として、第6保育所トイレの乾式化への改修などを行い、保育環境の向上を図ります。

 また、民間保育施設では、惣社保育園が、令和4年4月に幼保連携型認定こども園へ移行し、大規模な改修を予定していることから、必要な支援を行います。

 学校教育では、児童生徒に配付した一人一台のタブレット端末を活用し、GIGAスクールサポーターやICT支援員と連携しながら、子どもたちが主体的に学ぶ教育を進めます。

 学校施設の環境整備として、道明寺中学校の屋内運動場のトイレにつきましては、洋式化やバリアフリートイレの設置などの改修を行い、教育環境の向上を図ります。

 地域と一体となった、特色ある学校づくりを進めていくため、道明寺南小学校をモデル校として、校内に学校運営協議会の設置を行い、コミュニティスクールの導入を進めるとともに、地域学校協働活動推進員を設置し、地域と学校をつなぎ、効果的な連携を図ります。

 新たに導入いたします校務支援システムを活用し、コロナ禍により増加している教員の業務負担の軽減を行い、子どもたちに向き合う時間を確保することで、授業の質の向上につなげてまいります。

 ひとり親家庭等学習支援事業につきましては、募集定員を増やし、学習機会の確保につなげてまいります。

 放課後児童会につきましては、保護者負担金の支払いの利便性を高めるため、キャッシュレス決済を含めた納付方法の充実を図ります。

 公園整備につきましては、GCF(ガバメントクラウドファンディング)の制度を活用し、子どもたちの意見などを取り入れながら、北條馬場児童公園の遊具の改修を行います。

 


≪観光資源を活かしたまちのにぎわいを創出≫

 3点目は、「観光資源を活かしたまちのにぎわいを創出」することでございます。


 観光振興につきましては、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録や新型コロナウイルス感染症による個人の消費行動の変容等、本市の観光行政を取り巻く状況に大きな変化があることから、現在の「まちなか観光創造プラン」の改訂を行い、本市にふさわしい観光施策を進めてまいります。

 アイセル シュラ ホールの観光拠点化につきましては、その特徴的な外観を活かしながら、現在の生涯学習機能に加え、観光拠点機能を持たせた施設としての活用を進めており、現在、本庁で業務を行っている観光課をアイセル シュラ ホールに移すとともに、館内のレイアウトなど専門家のアイデアを取り入れることで、取り組みを加速させます。

 新たなまつりイベントとしまして、コロナ禍による大規模イベントの手法やタウンミーティングでの意見なども踏まえ、子どもから大人まで、幅広い市民の皆様が集い、楽しめるように、市民による実行委員会と行政、企業が一体となったまつりとして、開催いたします。

 また、石川河川公園を活用し、新たに、民間事業者との連携により、何も持たずに気軽に利用できるバーベキューエリアを設け、アウトドアの場の提供や道明寺駅周辺のにぎわい創出などにつなげる取り組みを進めてまいります。
 令和4年4月は、藤井寺駅が開業100周年を迎え、藤井寺駅舎内に、藤井寺市出身の絵本作家である長谷川義史氏デザインのラッピングやデジタルサイネージの設置により、本市への観光をはじめとした来訪者の増加やにぎわいづくりにつなげます。

 藤井寺市のにぎわいや未来を語る上で、重要となる都市計画道路八尾富田林線の整備がございます。大阪府による道路整備とともに、本市では、地元地権者による「津堂・小山まちづくり協議会」と連携し、地域のニーズを踏まえながら、本地区のまちづくりを計画的に進めてまいります。

 公共交通につきましては、現状分析や課題、方向性等を整理し、本市にとってふさわしい持続可能な公共交通の検討を、さらに進めます。

 本市は、豊かな歴史文化資産の宝庫であり、国宝・重要文化財を有する葛井寺、道明寺、道明寺天満宮をはじめ、多くの寺社があります。これらの寺社の周辺には、今なお、歴史的なまちなみが、色濃く、現代に残されております。これらの歴史文化資産と調和を図り、地域住民等と協働しながら、魅力的な都市景観づくりを進めます。

 史跡古市古墳群につきましては、世界遺産の構成資産となっている古墳も含め、今後10年程度の保存活用の方向性を定める「史跡古市古墳群保存活用計画」について、令和3年度に引き続き、羽曳野市とともに策定を進めながら、保存活用に取り組んでまいります。

 商工業の振興としまして、事業者の皆様に対して、様々な補助メニューで支援しておりますが、新たに支援メニューの拡充を行うとともに、本市の特色を踏まえた、商工業振興の指針となる計画を策定いたします。

 また、商工会では、事業者主体による会議体が立ち上がっており、様々な課題の解決に向け、検討が進められております。これらの動きと十分に連携を行い、情報発信やマーケティング、企業間マッチングに資するツールの構築、DX、SDGsの推進など、これからの潮流を踏まえた企業価値の向上や企業活動の活性化を図りながら、振興条例の制定につなげてまいりたいと考えております。

 公民連携の取り組みに関しましては、これまで、「藤井寺市企業パートナーシップデスク」を中心に、複数の企業との包括連携協定の締結、また、スマートグラスの活用やマーケティング分析などの実証実験の取り組み、さらに、多数の企業との意見交換などを行ってまいりました。今後とも、地域内外の民間企業、大学等との連携を図りながら、それぞれが有する資源・ノウハウを活用することで、行政課題の解決や地域のにぎわい、活性化などにつなげ、魅力あるまちづくりや市民サービスの向上に資する取り組みを進めます。

 そのような中、大阪、関西の魅力を世界中に発信する機会として、2025年大阪・関西万博が開催されます。日本国内だけでなく全世界にアピールできる機会と捉えておりますことから、連携しております企業等と、本市の魅力の発信とともに、来訪者の増加につなげる取り組みを進めます。

 


≪健康で生き生きと暮らせるまちづくりを推進≫

 4点目は、「健康で生き生きと暮らせるまちづくりを推進」することでございます。

 本市では、国民健康保険加入者の特定健診受診率が、令和2 年度での府内順位が上位から2番目となっています。保健師を中心として、個別訪問など受診に向けた取り組みを続けており、今後も、健診を受けておられない方への勧奨や継続的な受診につながる取り組みにより、さらなる受診率向上につなげ、市民の皆様の健康増進を図ります。

 すべての新生児に聴覚検査を実施し、必要な方に精密検査や治療、療育を早期に行うことが、赤ちゃんの言語やコミュニケーション、情緒、社会性の発達につながることから、新たに、聴覚検査の助成を実施いたします。

 高齢者福祉・介護保険事業につきましては、コロナ禍により外出の機会が減っている状況にある中、高齢者の自立支援と要支援・要介護状態の重度化防止を進めるため、フレイル対策など介護予防事業の充実に努めるとともに、引き続き、地域包括ケアシステムの推進を図りながら介護保険制度の適正な運営に努めてまいります。

 障害福祉につきましては、市内事業者で構成される障害者支援会議に障害児部会を新設することで、市と事業者の連携をさらに強化してまいります。また、藤井寺市障害児・障害者ふれあい支援事業において、発達検査を行う体制を整備するなど、支援の強化に取り組みます。

 藤井寺市民病院では、これまで、通常診療に加え、新型コロナウイルス感染症患者の受け入れ、発熱外来、ワクチン接種など、現存の資源を最大限活用し、地域医療における公立病院としての役割を担ってまいりました。今後は、新しい「市立藤井寺市民病院改革プラン」を踏まえ、経営の健全化に努めるとともに、果たすべき役割や方向性を検討してまいります。

 


≪危機管理体制をしっかりと構築≫

 5点目は、「危機管理体制をしっかりと構築」することでございます。

 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、「藤井寺市新型コロナウイルス対策本部」を中心に、庁内の関係部局が相互に必要な情報共有、連携を図り、市民の皆様の生命、健康、生活を守るため、総合的な対策を進めてまいりました。引き続き、最新の情報収集に努め、市民の皆様への適切な情報提供とともに、必要な対策を講じてまいります。

 災害時における行政機能を確保するため、非常時優先業務の選定と必要資源の分析に関する「業務継続計画」、また、外部からの人的・物的支援の受入れに関する「受援計画」につきましては、それぞれ令和5年度の策定に向けた取り組みを進め、公助の強化に努めます。

 災害対策としましては、大規模な地震、猛烈な台風や集中豪雨による河川の氾濫など、未曾有の自然災害をはじめ、様々な危機事象に対応していかなければなりません。そのため、柏原羽曳野藤井寺消防組合をはじめ、消防団や自主防災組織、防犯関係団体などの関係機関とも常に連携しながら、迅速に対応できるように備えます。

 また、近年、激甚化・頻発化する自然災害や危惧される大規模火災などに対する備えとして、本市を含めた南河内地域の消防広域化を進めてまいります。

 道路につきましては、子どもたちの通学路の安全点検などを踏まえ、計画的に必要な改修、修繕等を実施するとともに、狭あい道路につきましては、新たに、道路等の拡幅整備費用の助成を行い、緊急車両等の活動空間の確保に努めます。

 また、市道国府18号線につきましては、改良工事を行い、歩道の段差解消などを図ってまいります。

 公共下水道事業につきましては、汚水整備による普及率の向上を図り、さらに浸水対策として、市域西側の西水路雨水幹線の整備、また、ストックマネジメント計画に基づいた雨水ポンプ場の更新を進めます。

 


むすびに

 全国的に、新型コロナウイルス感染症対策に加え、社会保障経費の増大や公共施設の老朽化対策などの問題を抱えており、本市においても例外ではございません。また、近年、多発する自然災害への対策や人口減少による様々な影響など、解決すべき課題は山積しておりますが、将来世代へ先送りすることなく、我々世代がしっかりと道筋を立て、解決につなげていく必要があります。

 そのため、令和4年度からは、令和6年度スタートとなる「第六次藤井寺市総合計画」の策定に取り組みます。


 今後のまちづくりを考えた場合、デジタル技術の進歩やカーボンニュートラルの取り組みは、市政運営に大きく影響するものでございます。私は、これら最先端技術の活用とこれまで積み上げてきた経験・知識をうまく融合させ、市民の皆様の利便性の追求とQOL(クオリティオブライフ)の向上を目指したまちの将来像をお示しできればと考えております。


 一方、目指すべきまちの将来像を具体化していくためには、安定した財政基盤の確立が不可欠となります。そのため、「藤井寺市行財政改革アクションプラン2020」に掲げる集中改革項目を実行に結び付け、健全な行財政運営の実現と時代に合った行政サービスの強化に向けて取り組んでまいります。


 市民総合体育館、図書館、スポーツセンターの複合施設化につきましては、本市の財政規模からも大きな財政負担を伴う事業であることから、これまで様々な検討を行ってまいりました。令和3年度では、「藤井寺市複合施設整備検討委員会」を立ち上げ、モデルプランや事業スケジュール、民間活力導入による事業手法等の検討を行い、これらを取りまとめた整備基本計画(素案)を作成し、パブリックコメントも実施いたしました。


 今後はこれらの結果等を踏まえ、整備基本計画として取りまとめたうえで、市民ニーズを把握し、将来を見据えた施設となるように取り組んでまいります。


 また、行政運営の中で、広域的に取り組むことにより、効率化や市民サービス向上につながるものにつきましては、近隣市などとの検討を進めてまいります。


 我々の進むべき道には、幾多の困難が待ち受けているかも分かりませんが、その先には、明るい未来があることを信じ、職員に対しては、何事にも、失敗を恐れず、チャレンジできるように鼓舞していくとともに、私自身がリーダーとして、士魂商才の精神で、その先頭に立ち、持続可能な藤井寺市の実現に向け、邁進してまいります。


 また、市民の皆様と「共」に、藤井寺市の新しい未来を「創」っていけるよう、「共創」の気持ちで、全力で取り組みます。


 そして、私の政策の柱の中でも、特に、子育てをするなら藤井寺と言われるまちの実現を目指し、「藤井寺市に住んで良かった」と言っていただけるまちづくりを進めます。


 以上、令和4年度の市政運営につきまして、私の所信の一端を申し上げました。

 市民の皆様並びに議員の皆様におかれましては、今後とも、ご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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