男女共同参画の視点からの防災について
更新日:2024年03月14日
「第4期男女共同参画のための藤井寺市行動計画~スクラムチャレンジプラン~」では、基本目標3「誰もが安心して暮らせる環境の整備」において、「防災における男女共同参画の推進」を重点項目の一つとして掲げています。
災害などの非常時には、平常時の問題が顕在化する傾向にあり、家庭的責任が女性に重くのしかかったり、経済的責任が男性を追い詰めたりと、固定的な性別役割分担意識の影響が強くなります。また、身体的・精神的ストレスにより、DVなどの女性に対する暴力が増えることが懸念されます。
実際に、過去の災害時の避難所では、一部の男性に過度な責任が集中する一方で、食事や片付けなどが女性に集中して、女性も男性も心身ともに疲弊したということや避難所等での性犯罪・性暴力の被害などが報告されています。
また、避難所運営においては、支援物資や更衣室などに対する女性特有のニーズがあり、加えて、妊娠中や授乳中の女性、高齢者、障害者、外国人などの多様なニーズへの配慮が必要です。
そのため、これらのことを念頭に置いた防災対策が必要であり、男女共同参画の視点を取り入れた防災対策への理解を深め、取り組みを進めていくことが重要です。
避難所等性暴力被害防止ポスター
避難所・避難先では、性暴力、DVなどが発生するリスクが高まります。
避難所等性暴力被害防止ポスター (PDFファイル: 591.9KB)
災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~
男女共同参画の視点を取り入れた災害対応にあたって、基本的な考え方と、平常時の備え、初動段階、避難生活、復旧・復興の各段階において取り組むべき事項がまとめられています。
ガイドラインの内容については、下記ホームページをご覧ください。
災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~
地域における男女共同参画の視点からの防災・復興に係る啓発資料
全国の自治体で作成された男女共同参画の視点からの防災・復興に関する啓発資料が下記のホームページに掲載されています。
地域における男女共同参画の視点からの防災・復興に係る啓発資料
女性が力を発揮するこれからの地域防災~ノウハウ・活動事例集~
地域で女性が防災活動するにあたっての課題、地方公共団体と自治会・自主防災組織等の先進的な取組について調査・分析し、女性の防災リーダーが地域で活躍するためのノウハウと事例がとりまとめられています。
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