4月は「若年層の性暴力被害予防月間」です
更新日:2025年03月25日

10~20代の若年層を狙った性犯罪・性暴力が問題となっています。これは、若年層の未熟さに付け込んだ許しがたい人権侵害で、決して許されないものです。
「モデルの勧誘に付いて行ったらアダルトビデオ(AV)の出演を強要された」(AV出演強要)
「気軽に高収入というアルバイトに募集したら性的な行為を強要された」(JKビジネス)
といった被害が報告されています。
他にも、SNSを利用した性被害、レイプドラッグ、酩酊状態での性的行為の要求など、暴力の手口は巧妙化し、被害が深刻化しています。
4月は、進学、就職等に伴い若年層の生活環境が大きく変わるため、こうした被害に遭うリスクが高まる時期です。若年層の被害を防ぐために、性暴力に関する情報をみんなで共有して、社会全体で性暴力をなくしていきましょう。
成年年齢引き下げにより注意が必要です
令和4年4月1日から、民法の一部を改正する法律が施行され、成年年齢が20歳から18歳に引下げになりました。
これにより、18歳、19歳の方は保護者の同意を得ずに未成年者が契約しても取り消すことができる「未成年者取消権」の対象外になります。そのため、アダルトビデオの出演を決めてしまったり、JKビジネスでの就労を決めてしまったりすると解除することは難しくなり被害の深刻化が懸念されます。
被害に遭っているかもと感じたときは、ひとりで悩まず相談してください。
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