麻しん(はしか)に注意しましょう

更新日:2024年03月18日

麻しんとは

麻しんは麻しんウイルスの感染によっておこる感染症です。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。

2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。

発生状況

厚生労働省より、麻しんの感染について注意喚起が発表されています。今般、海外特にヨーロッパ地域や東南アジア地域での症例報告数が急増しており、国内においても海外からの輸入感染事例が報告されています。海外に渡航予定、帰国された方は特に注意しましょう。

麻しんの感染事例が報告されています(PDFファイル:325.6KB)

感染の広がりについて今後十分な注意が必要です。

感染経路

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染(※1)、接触感染(※2)で

ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。

※1 飛沫感染とは、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことにより感染します。

※2 接触感染とは、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることにより感染します。

予防について

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみでは予防できません。

麻しんの予防接種が有効です。定期接種は必ず受けましょう。

医療機関で受診の際の注意

麻しん患者と接触した後に、高熱や咳、鼻水、目やに、発疹などの

症状が出て麻しんが疑われる場合は、

事前に医療機関にその旨を電話連絡してから受診してください。

参考

お問い合わせ

健康福祉部 健康課
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