ペットに関する災害への備え
更新日:2022年01月18日
災害時、被災するのは人だけでなく、ペットも被災します。
突然の災害で、大切なペットと離れ離れになってしまうことも考えられます。
ペットの命を守れるのは飼い主だけです。もしものとき、大切なペットを守れるように、日頃から災害への備えをしておきましょう。
ペットの同行避難
「同行避難」とは、災害発生時に飼い主がペットを連れて避難所まで避難することです。避難所において、人とペットが同じ空間で居住できることを意味するものではありません。避難所には様々な方が避難されるため、原則として「同行避難」となります。各指定避難所にて同行避難の受け入れは可能ですが、避難所の被災状況等によっては、受け入れができない場合があります。
日頃の備え
ペット用防災用品
発災後すぐに避難できるよう、下記の例を参考に、ペット用の防災用品をリュックサック等に入れて備えておきましょう。水や食糧などは1週間分を目安に用意しましょう。
- ペットフード、飲料水(1週間分)
※小分けにするなど、持ち運びがしやすいようにしておく。
- 救急用品(処方薬、はさみ、包帯など)
- 衛生用品(ペットシーツ、タオルなど)
- ケージやリード、キャリーバッグ
- ペットの健康記録(治療記録、ワクチン接種歴など)
- ペットの写真 など
身元の明示
災害によって、ペットと離れ離れになってしまったときのために、ペットの身元がわかるものを用意しましょう。
- 首輪に迷子札をつけ、飼い主の氏名や住所、電話番号等の連絡先を書いておく。
※犬の場合は、迷子札のほか、鑑札・狂犬病注射済票もつける
- 動物病院でマイクロチップを取りつけておく。
日頃の健康管理
ペットの健康を保つことは、ペット自身や飼い主だけでなく、周囲の人や他の動物とのトラブルを防ぐことにつながります。
- 感染症予防のためのワクチン接種
- 不妊・去勢手術の実施
- ブラッシング、シャンプー等の手入れ
基本的なしつけ
迅速な避難や、避難先でのトラブルを防ぐためにも、基本的なしつけをしておきましょう。
- 避難所でも落ち着いた行動ができるようにしつけておく(例:むやみに吠えない、ケージやキャリーバッグに慣らしておく、など)。
- 普段からペットを近隣の住民に慣れさせ、良好な関係を築いておく。
一時預け先の確保
災害時の状況によっては、避難所へのペットの同行避難が困難になる場合も考えられます。
- 一時的にペットを預けることができる親戚や友人等を探しておく。
その他事前準備
普段からの健康管理以外に、かかりつけの獣医師と以下の項目について相談しておきましょう。
- 普段服用している薬の予備をもらっておく。
- 服用薬の明細を保管しておく。
- 止血など簡単な応急処置の仕方を聞いておく。
- かかりつけの獣医師が被災した場合に対応してもらえる別の動物病院を教えてもらう。
また、災害発生時のことも考慮して、管理能力を超える数のペットを飼育しないようにしましょう。
ペットの防災に関するリンク集
環境省ホームページでは、ペットの防災に関する情報に関するパンフレット等が作成されていますので、参考にご覧ください。
- お問い合わせ
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危機管理室
〒583-8583
大阪府藤井寺市岡1丁目1番1号 市役所4階48番窓口
電話番号:072-939-1111 (代表)
072-939-1190 (企画担当、災害対策担当、消防・防犯担当)
ファックス番号:072-955-6607
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