令和7年度 教育部 運営方針
更新日:2025年05月26日

教育部長
大山 哲也

教育監
寺田 剛
主な業務
教育部は、教育総務課、学校教育課、文化財保護課、生涯学習課、スポーツ振興課及び図書館の6課で構成し、主に次のような業務を担当しています。
教育総務課
教育行政の企画、学校施設の整備及び維持管理、就学援助、教育委員会に関すること
学校教育課
学校教育の指導助言、教職員の人事、服務及び研修、いじめ防止対策、人権教育の推進、教科書事務に関すること
文化財保護課
文化財の調査、保護、活用、指定及び公有化、世界遺産、文化財関係官庁との連絡調整に関すること
生涯学習課
公民館活動、生涯学習センターの運営、放課後児童会、青少年健全育成、生涯学習審議会、青少年指導員に関すること
スポーツ振興課
スポーツ振興事業の企画及び運営、小中学校の体育施設開放、市民総合体育館等の管理及び運営、スポーツ推進委員会に関すること
図書館
図書館業務の企画運営、図書館資料の貸出し、市史に伴う関係資料の管理及び頒布に関すること
基本方針
市の施策の基盤となる「第六次藤井寺市総合計画」及び教育振興に関する総合的な施策の大綱として「第3期藤井寺市教育大綱」、並びに教育の振興に関する基本的な方針を示した「第2次藤井寺市教育振興基本計画」を踏まえた中で、各課から出された本年度取り組むべき課題を教育部6課共通の課題として捉え、一致協力して課題解決に取り組みます。
このような取組を通じて、教育の充実と教育環境整備を二本の柱とし、学校教育・社会教育を一体のものとして相互連携を深めながら、「心身ともに豊かに暮らすことができるまち」を目指します。
重点取組
安心・安全な学校づくり
〇各小学校に安全監視員を配置し、防犯カメラと併せて不審者侵入防止に努めます。
〇小学校低学年用トイレの洋式化を行います。
〇学校水泳指導民間委託を試行します。
小中学校の「GIGAスクール構想」に基づく事業
〇「児童生徒1人1台のタブレット端末」及び「教職員用端末」の活用を進めるため、破損や不具合等への対応を行います。(GIGAスクールサポーター)
〇タブレット端末の更新を行います。
就学援助制度の継続実施
経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者に対し支給している『就学援助費』の支給を、今年度も引き続き実施します。
確かな学力の定着と学びの深化
〇「藤井寺市学力向上プラン」に則り、子どもたちも教職員も学び続ける“わくわく”がとまらない姿をめざし、各校の課題に応じた取組が進められるように指導助言、支援を行います。
〇「“誰でも”、“すぐに”、“どの教科でも”、“文房具のように”使えるICT」を目標に、児童生徒が、日常的に様々な学習場面でタブレットPCを活用できるようにします。
〇小学校における外国語授業の専科指導教員として、ALTの経験が豊富な外国人指導者に特別免許を付与して配置し、「聞く」、「話す」を重視した授業実践を推進します。
多様な学びへの支援
専門家による就園就学相談の場を提供するとともに、各学校に支援教育コーディネーターを配置し、学校全体の支援体制の整備・充実を推進します。
豊かな心の育成
〇豊かな人間性を育むため、人権教育や道徳教育を推進します。
〇学校生活アンケートや児童生徒との個別相談等を行い、いじめの早期発見につなげる等、学校のいじめへの対応を支援します。
〇子供が抱える様々な悩みを受け止め、一人ひとりの思いに寄り添った対応をするために、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の専門家との連携を進めます。
教職員が子どもたちと充実した毎日を過ごす環境づくりの推進
教職員の働き方改革を進めるために、カリキュラムマネジメントを活用した教職員の意識改革、自動採点システムの導入や教員以外の人材の活用を推進します。
史跡古市古墳群の保存活用
史跡古市古墳群整備基本計画(第二次)で示された整備の方向性などを踏まえ、史跡古市古墳群の保存活用について協議検討を行います。
世界遺産の保護・継承
史跡古市古墳群等、史跡指定地の保全を図るために計画的に公有化を進め、管理するとともに、史跡以外の歴史資産についても、藤井寺市指定文化財への指定等も視野に入れた保全を推進します。また、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を後世に伝えるため、大阪府、堺市、羽曳野市、藤井寺市が一体となって、保全及び価値理解を促進します。
放課後児童会の充実
子どもへの適切な支援を行うため社会教育指導員による巡回訪問を実施するとともに、外部研修への派遣や市独自研修を充実させ、支援員・指導員の資質向上を図ります。また、受け皿となる活動場所の確保に努め、放課後児童会の充実を図ります。
青少年健全育成の推進
青少年の健全育成を図るため、市こども会育成連絡協議会、市青少年リーダー協議会、青少年指導員及び青少年健全育成藤井寺市民会議(ユースフル藤井寺)の活動を支援します。また、教育コミュニティづくり推進事業においては、地域学校協働活動推進員を中心にPTAや地域、また各種団体との協力体制を構築し、地域と学校の連携・協働の推進及び企業プログラムの活用に取り組みます。
スポーツ施設の整備推進
市民が気軽にスポーツをすることができる地域スポーツ社会の形成のため、市民の主体的な取り組みはもとより、市内スポーツ関連団体との協働・連携を図り、身近な場所でさまざまな年代の方々がスポーツを楽しむ機会を提供することをめざします。また大学や民間企業との連携による事業展開の一環として、各種体験会及び講習会等を実施します。子どもから高齢者まで幅広い年齢層の方々を対象とした様ざまなニュースポーツの普及振興に努めます。
スポーツ施設の整備推進
市民が安全に安心して利用できる施設を目指し、既存施設の機能充実を図り、引き続き市民のニーズに適切に対応した施設整備の検討を行います。また、市民総合体育館の耐震補強等工事に着手します。
読書活動の推進
乳幼児期からの読書習慣の形成のため、年齢に応じた読書活動を推進します。ボランティア団体の資質向上を図り、協働して、読書に親しむ機会の提供や読書バリアフリーに基づいた取組を行います。
学校図書館との連携
〇市立図書館と学校図書館のシステム連携を活用し、市として一体的な図書館環境を整え、効率的かつ効果的な運用を行い、図書館の利用率の向上、児童生徒の読書活動の推進を図ります。
〇学校司書への支援を強化し、蔵書管理システムの運用支援、レファレンス、資料提供の充実、情報の共有に努めます。
図書館施設の維持管理、整備推進
市民が安全に安心して利用できる施設をめざし、既存施設の維持管理および耐震改修を行います。
- お問い合わせ
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教育委員会事務局教育部 教育総務課
〒583-8583
大阪府藤井寺市岡1丁目1番1号 市役所6階66番窓口
電話番号:072-939-1111 (代表)
072-939-1401 (総務担当、施設管理担当)
ファックス番号:072-938-6881
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