見浪教育長

更新日:2024年06月14日

教育長 見浪陽一

    教育長 

   見浪 陽一

 

 

 

 

 

 

 

 

藤井寺市の教育が目指すもの

基本的考え ―教育は「人づくり」―

 社会が大きく変化し、予測が困難な時代の中で、将来社会を逞しく生き抜いていく人間の育成が求められています。

 自ら人生を切り拓くとともに互いを認め、尊重し、協働し、社会に貢献していく「人」を育むためには、教育の果たす役割は重要です。子どもたちには学習の基盤となる文章を正確に理解する読解力、各教科等の見方・考え方を働かせて自分で考えて表現する力、情報や情報技術を主体的に選択し活用していくために必要な情報活用能力、対話や協働を通じて知識やアイデアを共有し新しい解や納得解を生み出す力、異文化理解、人権感覚とモラル等を、様々な機会を通じて育む必要があります。

 また、少子高齢化の時代に持続可能なまちづくりとして、地域が総掛かりで子育てを推進する必要があり、その実現に向けて、学校・家庭・地域が一体となって取組を進めていくことが大切です。

 それぞれのライフステージにおいて常に、人と関わり合いながら、生涯にわたって主体的に学び続ける中で喜びを感じ、生きて働く知識や技能を身につけていくことが大切です。子どもや市民の一人ひとりが様々な形で学ぶ喜びや自らを高める充足感を感じ、生涯にわたって心身ともに健やかにたくましく生きる「人」の育成に努めることが大切です。そして、育まれた資質・能力は自分の幸福とともに、他の人や社会の幸福のために発揮されるものでなければなりません。

 さらに、世界遺産である古市古墳群をはじめ国府遺跡、国宝を有する社寺をはじめ多くの歴史資産を保存・活用し、それらの価値を発信していく必要があります。

 これらのことから、教育委員会では、『歴史や文化、違いを尊重し、生涯にわたって学び続け、活躍できる「人」の育成』をめざしてまいります。そのために、

 ○将来の予測が困難な時代において、答えのない問いに立ち向かうために、自ら課題を見つけ、考え、判断し、粘り強く行動することができる人づくり 

 ○違いを理解し、自他の生命、人権を尊重しながら、社会の形成者として積極的に社会を支えようとする人づくり

 ○生涯学習を通した自己実現・地域や社会に貢献する等により、地域社会の担い手となる人づくり

の3点を目標とし、これらを実現するための藤井寺市の教育振興に関する総合的な施策として、第2次藤井寺市教育振興基本計画を策定しました。

 教育委員会では、この計画の実現に向け、着実に取り組んでまいります。

 市民の皆様には、本計画の実現に向けて様々な立場からご支援・ご協力賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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