Remember KINTETSU Buffaloes 10.19

出演者プロフィール

 

【栗橋 茂】

1951年8月10日、東京都出身。帝京商工高、駒沢大学を経て、1973年にドラフト1位で近鉄バファローズに入団。1974年にプロデビューし、1978年には規定打席に初到達。以降、不動の4番打者として活躍し、1979年・1980年の近鉄の連覇に大きく貢献。長身な筋骨質の体型から「和製ヘラクレス」の異名を取る。16年間在籍した近鉄一筋のキャリアで、通算出場1550試合、打率.278、215本塁打、701打点、105盗塁という華々しい成績を残した。ベストナインには1979年、1980年、1982年の3度選出され、1980年には最高出塁率のタイトルも獲得した。サイクルヒットも1985年に記録し、オールスター出場は4回に及ぶ。引退後は、藤井寺球場跡近くに「しゃむすん」という店を構え、現在まで36年以上続けている。現役時代とは違い、“マドラー持つ栗橋さん”として親しまれてる。

 

 

 

【村田 辰美】

1952年7月9日生まれ、秋田県出身の元プロ野球選手・指導者。六郷高校、三菱自動車川崎を経て、1974年のドラフト2位で近鉄バファローズに入団し、左投左打の先発投手として1970年代後半から中心選手として活躍した。通算404試合登板、85勝90敗10セーブ、防御率4.19という成績を残し、オールスターゲームにも3度出場している。優勝胴上げ投手を2度経験した唯一の選手として語られる。

1990年に横浜大洋ホエールズへ移籍して引退し、その後は近鉄で投手コーチを務めるほか、プロ野球ニュースの解説者としても活動。引退後は加圧トレーニングのインストラクターとして、自身の指導と並行して若手選手の育成に注力している。

2024年には、関西独立リーグのセロロクブルズ（06ブルズ）の監督として現場に復帰。67歳での現場復帰となり、選手たちとグラウンドで汗を流す現役復帰も果たした。NPBへの選手輩出という「夢」も掲げて指導に取り組んでいる。

 

 

 

【白川 よしお】

1952年大阪市生まれ。1970年に東京デザイン研究所グラフィック本科を修了し、同年デザインスタジオADSでプロデビューを果たす。2001年に一度クリエーティブ業界から離れたが、2004年にフリーデザイナーとして活動を再開し、「たんねん工房」を立ち上げた。

若き日に手がけた作品のひとつが、近鉄バファローズのマスコット「バッファ君」で、当初は少年野球の募集広告用に描かれた無名のキャラクターだったが、球団側が採用し、「バッファ君」として親しまれるようになった。

その後45年を経てSNSなどで再注目を浴び、現代風にアップデートされたデザインも制作されている。