石燈籠 康元二年銘

更新日:2013年12月23日

石燈籠康元二年銘(道明寺天満宮所蔵)

石燈籠 康元二年銘(道明寺天満宮所蔵)

道明寺天満宮所蔵の石燈籠で、形は六角形、高さは176センチメートル、材質は花崗岩で造られています。「康元(こうげん)二年」の銘から1257年(鎌倉時代)に製作されたことがわかる石燈籠です。
また、「天地院(てんちいん)」の銘があることから、本来は奈良の東大寺天地院のものといわれています。その後、福岡藩主黒田侯の園中に置かれたと伝えられ、大阪の商人により道明寺に寄贈され、道明寺梅香院(ばいこういん)の庭に立てられました。
紀年銘のある石燈籠の完形品としては、元鴻池邸(京都市上京区)、東大寺法華堂前に次ぐ日本で三番目に古い作品です。

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