唐櫃山古墳石棺
更新日：2022年03月24日
唐櫃山古墳石棺
唐櫃山古墳石棺は、刳抜式家形石棺で全長はおよそ2.4mあり、近畿地方の家形石棺の中では最古相に位置付けられます。九州地方で切り出された阿蘇溶結凝灰岩製であることなどから、当時の王権の構造を研究する上で一級の資料となっています。また、同じく允恭天皇陵古墳（市野山古墳）の陪冢と考えられる長持山古墳出土の1号石棺（大阪府指定文化財）によく似ていることからも、唐櫃山古墳石棺の重要性は広く学術的に認められます。
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