万博国際交流プログラム事業

更新日:2025年01月23日

南河内4市×エジプト 国際交流

藤井寺市は、内閣官房が実施する「万博国際交流プログラム事業」に、富田林市・羽曳野市・大阪狭山市と4市共同で参画し、令和6年度・7年度にわたり、エジプト・アラブ共和国と国際交流を実施します。

万博国際交流プログラムとは、国が、全国の自治体の地域住民と、万博参加国の関係者が、地方公共団体の事業を通して継続的に国際交流をしていくための枠組みで、双方の相互理解や、国際交流を通じた地域の課題解決や活性化などの取組を支援します。(所管:内閣官房国際博覧会推進本部事務局)

ピラミッドという巨大墳墓を持つエジプトは、同じく古市古墳群という巨大墳墓を持つ本市と共通点があります。エジプトとの交流を通じ、エジプトの文化への理解を深めるとともに、日本文化や南河内の風土等を発信し、双方が国際交流に積極的に参加することで、創造的な未来を若い世代につないでいきたいと考えております。

また、将来的にSDGsなど地球規模の共通課題に関心を持って取り組んでいける人材の育成にも繋げていきたいと考えております。

令和6年11月17日(日曜日) 「藤井寺・羽曳野周遊プラン」実施

令和6年11月17日(日曜日)には、藤井寺市・羽曳野市内におきまして、在日のエジプト人をお招きし、歴史・文化資産を通じた交流イベントを行いました。

藤井寺市・羽曳野市からは、四天王寺大学の学生と、観光ボランティア、国際交流協会が本イベントに参加しました。

津堂城山古墳

城山古墳の石棺の前で説明する様子

まほらしろやまガイダンス棟で、市の職員が古市古墳群の概要などを説明した後、実際に城山古墳を登りました。

藤井寺市の古墳は立ち入ることができるものが多くあり、古墳が人々の生活の身近にあることを体感していただけました。

道明寺

道明寺の門前での記念撮影

国宝の十一面観世音菩薩像を拝観したのち、藤井寺市発祥の道明寺糒(もち米を炊いたのち乾燥させた食べ物)であんこを包んだ饅頭と抹茶を頂戴し、日本の“わびさび”を体験しました。

道明寺糒は、過去に万博に出品され、メダルを受賞しています。貴重なメダルも拝見することができました。

応神天皇陵古墳

応神天皇陵古墳は、百舌鳥・古市古墳群の中で堺市の仁徳天皇陵に次ぐ2番目の大きさの古墳です。

職員の説明を聞き、拝所から応神天皇陵古墳を参拝しました。

 

はにわづくり体験

はにわづくり体験の様子

羽曳野市にある大蔵屋で、はにわづくりの体験しました。

大人から子供まで楽しく土をこねて、思い思いのはにわを作っていました。

令和7年1月18日(土曜日) 南河内四市×エジプトフォーラム TALK&DANCE!

富田林市のすばるホールで、富田林市・羽曳野市・大阪狭山市と4市共同で、エジプト出身タレントのフィフィさん、日本国際博覧会副会長のウスビ・サコさん、金沢大学エジプト学教授の河合望さん、ブレイキンダンサーで大阪狭山市特命大使のShigekixさんをお招きして、エジプトの文化を学び、南河内の魅力を再発見するフォーラムを開催しました。

壇上に出演者が並んでいる様子
フィフィさんの講演の様子

フィフィさんには、「イスラム社会の魅力と不思議」と題して、イスラム文化について話をしていただきました。

河合先生とウスビ・サコさんの対談の様子

河合教授とサコ副会長には、エジプトのピラミッドと南河内の古墳の共通点などについて、対談をしていただきました。

シゲキックスさんのダンス

シゲキックスさんには、講演の後、ブレイキンを披露していただき、その迫力に会場は大盛り上がりでした。

 

藤井寺市・富田林市・羽曳野市・大阪狭山市では、エジプトとの国際交流を通して、大阪・関西万博を盛り上げてまいります。