大和川・石川プラスチックごみ調査&クリーンアップ大作戦!~Let's MIGO in ふじいでら~ を開催しました!
更新日:2021年12月16日
主催:大和川水環境協議会大阪府域連絡会(大阪府・藤井寺市)
協力:一般社団法人 加太・友ヶ島環境戦略研究会
令和3年11 月27 日(土曜日)に、大和川・石川の合流地点で、「大和川・石川プラスチックごみ調査&クリーンアップ大作戦! ~Let's MIGO in ふじいでら~」を開催しました!
近年、海洋プラスチックごみが問題になっています。これは、街中で排出され、川に流されやがて海にたどり着いたプラスチックごみが滞留し、そこに暮らす生き物に悪影響を与えているというものです。プラスチックは自然分解されず、長く自然界に残ると考えられており、このままでは2050年には、魚の数よりごみの数の方が多くなってしまうとも言われています。また、海の生き物だけでなく、それを食べた人類にも何らかの悪影響がある可能性も否定はできません。
藤井寺市でも、令和元年に「ふじいでらプラスチックごみゼロ宣言」を宣言し、ごみの減量化につながる取組を進めているところです。本イベントもその取組みの一環として、市民一人ひとりが、プラスチックごみ問題について知り、考えるきっかけにしてもらうため開催しました。
当日の様子
まず、ごみ拾いを行う前に、ごみを拾い"ながら"でもできる運動を教えてもらいました。この「ながら運動」は、大阪府とスポーツメーカーのミズノが連携し、健康づくりにもつながる新しいごみ拾いとして考案されたものです。
吉本興業所属・ギャグ3兄弟
軽い運動を行った後、いよいよごみ拾いのスタートです。
今回は、河川敷に落ちている、ペットボトルのふたより大きいごみをすべて拾います。また、ただ単に拾って袋に入れるのではなく、ごみを一直線に並べてアートを作ります。
大勢でごみ拾いをすると、あっという間にごみが集まります。
「ごみ」ときいてイメージされるペットボトルや食料品のパッケージはもちろん、バイクや消火器などの大きいものから、ビニール袋の切れ端などの小さいものまで、さまざまな種類のごみが落ちていました。
ごみアートとして形作られた一直線のラインには、「海に流れていく前にここでごみを食い止めるボーダーライン」という意味があるそうです。
この場所だけでもかなりの量を集めることができました。川の下流や海へのごみの流入を阻止できた証に、参加者全員でボーダーラインを飛び越えました。
最後に一仕事があります。集めたごみを適正に処理するために、また、どのような種類のごみが集まったか調査するために、11種類に分別を行いました。
ごみをすべて取り去った河川敷は、とてもすっきりして綺麗でした!
すべての作業が終わった後、うどん(グルメ杵屋提供)とお茶(象印マホービン株式会社・H2Oリテーリング株式会社(イズミヤ八尾店)提供)がふるまわれました。できるだけ使い捨て容器を使わないようにするため、参加者にはマイボトル・マイ容器を持ってきていただくよう事前に周知を行いました。
藤井寺市長・岡田 一樹
プラスチックごみを完全になくすことは簡単なことではありません。しかし、今回のごみ拾いのように、一人ひとりの力が合わされば、少しずつでも環境は改善することでしょう。
普段の生活の中でも、落ちているごみを見つけたら拾ったり、プラスチック製品や使い捨て製品の利用をできるだけ控えたりし、ごみの減量や河川・海洋汚染の防止に取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
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