マスクをつけられない方へのご理解をお願いします

更新日:2021年06月23日

マスクをつけられない方がいます

発達障害による触覚・嗅覚等の感覚過敏の方、重度の認知障害のある方、ぜんそく等呼吸疾患がある方、皮膚の疾患のある方等の中には、マスクをつけられない方がいます。

新型コロナウイルスの感染拡大により、外出時のマスク着用が広く周知されている中、マスクをつけられない方は、周囲の人から冷ややかな目で見られたり、心無い言葉をかけられたりすることがあります。

誰もが安心して暮らすことができる社会を目指すには、社会全体の理解が必要です。マスクをつけられない方の状況にご理解をお願いします。

 

感覚過敏とは・・・
聴覚・視覚・触覚・嗅覚・味覚等について、非常に敏感になっている状態であり、発達障害のある方に多いとされる特性です。その状態や程度は人それぞれであり、感覚過敏により日常の生活に大きな支障をきたすことがあります。

 

厚生労働省ホームページ「マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について」から一部抜粋 
 『WHOの「COVID-19に関連した地域社会の子どものためのマスク使用に関するアドバイス」においては、「発達上の障害や他の障害、またはマスク着用に支障をきたす可能性のある特定の健康状態をもつ子どもに対しては、マスクの使用を強制するべきではない」「フェイスシールドなどのマスク着用に代わる選択肢を与えるべき」としています。
 また、WHO「Q&A:COVID-19に関連する子どもとマスク」 の中の「発達上の障害のある子どもはマスクを着用すべきか?」という項目では、「発達上の障害、その他の障害、またはその他の特定の健康状態のあるあらゆる年齢の子どもにマスクを使用することは必須ではなく、子どもの親、保護者、教育者、医療提供者、またはそのいずれかによってケースバイケースで評価されるべきである。 いずれの場合でも、マスクを容認することが困難な重度の認知障害または呼吸障害のある子どもは、マスクを着用する必要はない。」とされています。
 発達上の障害に係るマスク着用の困難性には感覚過敏の特性によるものが含まれ、子どものみならず、成人に至っても継続する場合も想定されます。また、フェイスシールドなどのマスク着用に代わる方法についても、重度の知的障害など障害特性によっては困難な場合があります。』
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14297.html

マスクをつけられない方へ

マスクをつけられない方が利用できる意思表示ツールがあります。
下記のホームページからダウンロードできます。
印刷して切り抜き、市販の名刺フォルダや透明のフォトキーホルダー等に入れてお使いいただけます。

「わけがありますくプロジェクト」
URL:https://www.wakega-arimask.com/

サンプル画像

わけがありますくサンプル

 

カードを配布しています
「わけがありますくプロジェクト」様のご厚意により、カードを80枚無償提供していただきました。
赤色70枚・そら色10枚(感覚過敏などにより赤色を着けるのが困難な方用)
福祉総務課窓口で配布しています。数に限りがありますので、お一人につきカード1枚とさせていただきます。なお、配布は在庫限りです。
配布場所:市役所1階6番窓口 福祉総務課

 

お問い合わせ

健康福祉部 福祉総務課
〒583-8583
大阪府藤井寺市岡1丁目1番1号 市役所1階6番窓口
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