ごみを減らす3Rの取り組みにご協力ください!

更新日:2024年09月13日

3R(スリーアール)とは?

「3R」とは、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の頭文字を取った3つのアクション(行動)の総称です。

リデュース (Reduce :発生抑制) ・・・ごみの発生をもとから減らす        
リユース (Reuse  :再 使 用) ・・・繰り返し使う
リサイクル (Recycle :再生利用) ・・・資源として再び利用する

 

※最近では、リデュース、リユース、リサイクルの3RにさらにRを加えて、「4R・5R」といわれることもあります。「リフューズ(Refuse:拒否する)ごみとなる不要な物の受取を断る」や、「リペア(Repair:修理する)物が壊れても修理して使う」などが含まれます。

なぜ、3Rが必要なのか?

「持続可能な未来」を阻害する問題の一つに、ごみが引き起こす環境問題があります。 

  考える子どものイラスト

資源の枯渇問題

高度経済成長による大量生産・大量消費型の経済活動が続き、豊かな暮らしが実現しましたが、資源の枯渇が問題になってきました。

地球温暖化

ごみの焼却には多くの二酸化炭素(CO2)を排出します。また、ごみの運搬にも多くのエネルギーを消費し、地球温暖化の原因の一つになっています。焼却後の灰の埋め立ても環境負荷につながります。

ごみの埋立処分場のひっ迫

大量生産・大量消費・大量廃棄によって多くの廃棄物が埋立処分場に送られた結果、国内の最終処分場の残余年数は、あと20年ほどだと環境省は予測しています。

 

ごみの発生抑制と資源の有効利用を進め、環境への負荷が少ない「循環型社会」の実現に向けて、できることから3Rに取り組みましょう。

3Rの優先順位は 1.リデュース 2.リユース 3.リサイクル

まずは、ごみをできるだけ発生させないことが大切です(リデュース)。ごみは焼却する場合も、再加工する場合も、処理する際にエネルギーを使いCO2を排出するので、できるだけ少なくすることが大切です。

そのうえで、再度使えるものは再使用しましょう(リユース)。それでもごみとして捨ててしまうものは、正しく分別するなどして再生利用(リサイクル)につなげましょう。

3Rの優先度のイラスト

家庭での取り組み(今日からできる3つのR)

リデュース(Reduce:発生抑制)ごみの発生をもとから減らす

リデュースは直訳すると「減らす」や「減少させる」であり、発生する廃棄物を可能な限り抑制することを意味します。「リデュース」は、ものをつくる時に使う資源の量や廃棄物の発生を減らすことで、廃棄するもの自体を減らすアクションです。

□必要なものを必要量だけ購入する(不必要なものは買わない)

□バラ売り・量り売り店を利用する

□計画的に買い物をし、買いすぎない

□使い捨ての物よりも繰り返し使える物を選ぶ

□長く使える製品を買う、手入れや修理をしながら長く大切に使う

□レジ袋は使わず、買い物袋(エコバッグ)を持参する

□マイボトルやマイ箸、マイスプーン、マイカップを活用する

□過剰な包装をしない・断る(簡易包装の製品を選ぶ)

□不要なパンフレットや広告物は受け取りを拒否する

□利用回数の少ないものは、レンタルやシェアリングシステムを利用する

□省資源化設計の製品を選ぶ

 

リユース(Reuse:再使用)繰り返し使う

リユースは「再使用する」「何度も使う」といった意味で、限りある資源をそのままの形で繰り返し使うことを意味します。「リユース」は、使用した製品やその部品などを廃棄せずに繰り返し使うことで、廃棄するものを減らすアクションです。

□着られなくなった服や使わなくなった物を人に譲る

□不用品を買取ショップやフリマアプリに出品する

□リユース・リサイクルショップやフリーマーケットの利用

□リターナブル容器(牛乳・ビール・酒など)に入った製品を選ぶ

□リターナブル容器は、使い終わったらリユース回収に出す

□洗剤やシャンプーなどは詰め替え商品を選び、容器は繰り返し使う

 

おいくらロゴ

市では、株式会社マーケットエンタープライズが運営する不用品買い取りの一括査定サービス「おいくら」と連携し、リユース促進に取り組んでいます。

●幅広い品物が買い取りの対象

●一度に複数の買い取り店に無料で査定依頼   

●自宅から一歩も出ずに売却も可能

買い取りフロー図

まだ使えるものを処分費用を支払って廃棄する前に、売却することでリユースにつなげられないかご検討ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

リサイクル(Recycle:再生利用)資源として再び利用する

リサイクルは、廃棄物から使える部分を取り出し、再資源化することを意味します。「リサイクル」は、ごみなどの廃棄物や不用品を、原材料やエネルギー源として有効に利用するアクションです。

□資源とごみをしっかり分別して出す

□地域の集団回収やスーパーマーケット、家電量販店などの無料回収を積極的に利用する

□牛乳パックや食品トレイは、販売店などの店頭回収に出す

□家電4品目やパソコンはリサイクルのルールに従って処分する

家電リサイクル対象品(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)の処分について

パソコンなどの小型家電の回収について(宅配便によるパソコンなどの小型家電品を自宅まで回収に伺う制度情報のページです)

□フタやラベルなどが分別しやすいなど、リサイクルに適した製品を購入する

□エコマーク商品や再生材を使ったリサイクル製品を選んで購入する

 

ご家庭の使用済み食用油をリサイクルボックスへ

天ぷら油など使用済みの食用油はリサイクルできる資源です。ごみとして廃棄するのではなくバイオ燃料(SAFを含む)にリサイクルすると、ごみの減量化はもちろん、従来の化石燃料に比べてCO2が削減できます。

バスと航空機のイラスト

各家庭で使用済みとなった食用油(未使用の食用油を含む)を、ペットボトルに入れて、下記の『使用済み食用油リサイクルボックス』にお持ちください。

<使用済み食用油リサイクルボックス設置場所>※開館時間にご利用ください。

藤井寺市役所 1階南出入口、清掃作業所 1階トイレ横、生涯学習センター 外部エレベーターホール前、市民総合体育館 正面玄関前、老人福祉センター(松水苑) 正面玄関右側

<収集対象の油>(植物性の食用油のみ専用リサイクルボックスに入れてください)

植物性の食用油 (例)・サラダ油 ・なたね油(キャノーラ油) など

詳しくはこちらをご覧ください。

 

10月は3R推進月間です

3Rは、身近な暮らしの中で、誰にでもできる取り組みです。

環境問題の解決は、一人ひとりの意識と行動から始まります。

今日から3Rを実践して、環境にやさしい生活をはじめましょう!

参考になるホームページ(外部サイト)

一般社団法人産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センター

小学生のための環境リサイクル学習ホームページ/ごみをへらし、いかすために3R

 

お問い合わせ

市民生活部 環境衛生課
〒583-8583
大阪府藤井寺市岡1丁目1番1号 市役所6階67番窓口
電話番号:072-939-1111 (代表)
072-939-1077(清掃担当)

072-939-1074(環境・公害・飼犬登録担当)
ファックス番号:072-936-9777
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