糖尿病を予防したい

更新日:2025年12月22日

糖尿病を放っておかないで!

 糖尿病は、インスリンというホルモンの作用が不足することで、慢性的に血糖値が高い状態になる病気です。

 ほとんどが2型糖尿病といわれるタイプで、インスリンの分泌が少なくなることや、インスリンが効きにくくなる(インスリン抵抗性)素因を含む複数の遺伝子に、過食(とくに高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの環境因子および加齢が加わり発症します。

 血糖値が何年も高いまま放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気につながります。

 特定健診などで血糖値が高いと指摘されても、はじめは自覚症状がありません。

 血糖値が高いことがわかった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

糖尿病の症状ってどんなもの?

 症状がなく、糖尿病になっていることに気づいていない方が多くいます。糖尿病では、かなり血糖値が高くなければ症状が現れません。

 高血糖における具体的な症状は…

 ・のどが渇く、水をよく飲む

 ・トイレに行く回数が多く、量も多い

 ・目が見えづらい、黒い点が見えることがある

 ・身体がだるい、疲れやすい

 ・しっかりとご飯を食べても、体重が減る

 などです。

 このような症状が出る前に、定期的に健康診断や検査を受けるようにしましょう。

細い血管がダメージを受けると・・・3大合併症(し・め・じ)

 細い血管がダメージを受けると、以下の3大合併症を引き起こしやすくなります。

 これらは、糖尿病に特有の合併症で、血糖管理がうまくいかないほど、また糖尿病発症後の期間が長いほど起こりやすくなります。

 「しんけい」「め」「じんぞう」の頭文字をとって、「しめじ」と覚えます。

 し 神経障害

 高血糖が続くことで末梢神経がダメージを受け、痛みや熱に対する感覚がまひしてしまうと、傷などに気づきにくくなります。

 場合によっては、傷の手当てが遅れ、足潰瘍(かいよう)や壊疽(えそ)、切断まで進んでしまうこともあります。

 壊疽になる前の段階(足のしびれや冷え、ほてり、こむら返り、むずむずとした感覚など)を見逃さないことが大切です。

 め 網膜症 

 眼の奥のカメラでのフィルムに当たるところが「網膜」で、血糖管理がうまくいかないと「網膜」に血液を供給する細い血管がもろくなったり詰まったりします。 

 悪化すると、視力障害や失明する場合もあります。血糖管理をしっかりと行うことで発症と進行を予防し、定期的な眼科での検査を心がけることが大切です。

 じ 腎症

 腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な水分を取り除きますが、ろ過の役割を果たしている細い血管がダメージを受けるため、腎機能が低下していきます。

 腎臓の働きが悪くなると、全身のむくみや血圧上昇がみられます。さらに進行すると、有害な老廃物がたまり(尿毒症)、人工透析が必要になる場合もあります。 

 定期的に腎機能をチェックすることと、高血圧などの腎臓に負担がかかる他の要因に配慮することも大切です。

しめじ

太い血管がダメージを受けると・・・(え・の・き)

 太い血管がダメージを受けると、以下の3大疾患を引き起こしやすくなります。

 これらは、糖尿病だけに起こることではないですが、糖尿病があると進行しやすい合併症です。

 「えそ」「のうこうそく」「きょけつせいしんしっかん(虚血性心疾患)=心筋梗塞、狭心症のこと」の頭文字をとって、「えのき」と覚えます。

 え 壊疽

 閉塞性動脈硬化症

 手足の血管に起こる動脈硬化のことです。

 動脈硬化により、血管が狭くなったり詰まったりして血流が悪くなることで、壊疽を生じます。

 の 脳卒中

 脳梗塞・脳出血

 『脳卒中』とは、脳の動脈硬化が進み、脳の血管が詰まったり破れたりする病気の総称です。

 脳の血管が詰まる場合を『脳梗塞』、 脳の血管が破れる場合を『脳出血』といいます。

 き 虚血性心疾患

 狭心症・心筋梗塞

 『虚血性心疾患』とは、心臓に血液を供給する冠動脈で、血液の流れが悪くなり、心臓に障害が起こる病気の総称です。

 冠動脈の内側が狭くなり、一時的に心筋が酸素不足に陥って、胸の痛みに襲われるのが『狭心症』です。冠動脈が狭くなっているにもかかわらず、胸の痛みがないケースもあります。

 また、冠動脈の詰まりがひどく、心筋の一部の組織が壊死してしまうのが『心筋梗塞』です。

えのき

 その他にも糖尿病は、認知症や歯周病の発生にも深く関係しています。

糖尿病の健康相談について(無料)

 市国民健康保険または後期高齢者医療制度にご加入の方で、特定健診の結果、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)※が6.5以上の方には、市の管理栄養士との相談をお勧めしています。

※HbA1cは、過去1~2か月の血糖管理の指標となります。HbA1c6.5以上の方や、空腹時血糖が126以上の方は、「糖尿病型」といわれており、医療機関への受診が必要です。

 また、食生活をはじめとした日常生活のちょっとした工夫を、訪問や電話でアドバイスさせていただくことがあります。

 健康診断や検査で、HbA1cや血糖値が高かった方は、いつでも遠慮なくご相談ください。

腎機能チェックツール ~あなたの腎機能の推移を見てみましょう~

 糖尿病性腎症は、神経障害、網膜症とともに糖尿病の合併症の一つであり、透析導入の原疾患の第一位です。

 日本糖尿病協会が提供している本ツールでは、必要な検査値等を入力することで、現時点での腎症の病期、腎機能の低下速度を算出できます。参考にお使いください。

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