【令和6年3月11日更新】東日本大震災から13年目を迎えて

　平成23年3月11日午後2時46分に発生し、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらしました東日本大震災の発生から、本日で13年を迎えます。あの日、テレビに次々と映し出された映像には、目を疑うような凄惨な光景に、尋常ではない災害であることはすぐに分かりました。

　近い将来には、南海トラフ地震や首都直下地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震などの大規模地震災害の発生も懸念される中、本年1月1日の夕刻には、石川県能登半島で最大震度7の地震が発生し、かけがえのない多くの命が失われ、現在も被災された皆様は避難所での不自由な生活を余儀なくされております。

　阪神・淡路大震災や東日本大震災をはじめ、様々な大地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

　本市においては、南海トラフ地震や生駒断層帯地震が発生した際に非常に大きな被害を受けることが想定されています。政府の地震調査委員会は南海トラフ地震の30年以内の発生確率が70～80%と評価しており、今この瞬間に大きな地震が起きても不思議ではありません。

　このことから、地震や台風、集中豪雨などの風水害をはじめとする自然災害への備えや、ゼロカーボンシティの推進に向けた様々な施策を展開し、安全・安心して暮らせるまちづくりに今後も取り組んでまいります。

　本市では、3月11日の午後2時46分に1分間の黙とうを捧げ、ご冥福をお祈りすることとしております。市民の皆様におかれましても、これに合わせて、それぞれの場所において黙とうを捧げるなど、犠牲者のご冥福をお祈りいただきますようお願い申し上げます。

令和6年3月11日

藤井寺市長　岡　田　一　樹