菅原道真ゆかりの地「道明寺」「道明寺天満宮」

更新日:2024年12月28日

似た名前を持つこのお寺と天満宮。

実は、誰もが聞いたことのある、あの歴史上の人物にまつわるスポットだったんです。

 

これさえ知っていれば楽しめる!道明寺・道明寺天満宮は、

1.関西の桜餅を生み出した道明寺

2.菅原道真の遺品を見ることができる道明寺天満宮

1.関西の桜餅を生み出した道明寺

藤井寺の道明寺地区。ここは、学問の神様である菅原道真ゆかりの地。

この道明寺という地名自体が、菅原道真の幼少期の名前である『道明』から来ているそうです。そんな中、道明寺には、菅原道真の叔母である覚寿尼(かくじゅに)が住んでいたといわれています。

彼が大宰府へ左遷される前日、叔母にお別れを言いにきた時に渡されたごはん、それが「道明寺糒」。

実はこれ、関西でつくられる桜餅の原料なんです。

この道明寺糒は古くから有名で、江戸時代には将軍家をはじめ、各武将に兵糧米として、献上していたそう。

今でも「道明寺ほしいひ」という名で売られており、パッケージの「ほしいひ」の文字は、道明寺から豊臣秀吉に道明寺糒を献上した際、豊臣秀吉から届いたお礼状に書かれていた文字を使用しています。

道明寺
2.菅原道真の遺品を見ることができる道明寺天満宮

道明寺天満宮は菅原道真公を祀っており、立派な梅園が特徴。道真公が学問で優秀な功績を残したことから、毎年受験生がお参りに来られます。

ここには道真公が好きだった梅が約800本植えられており、例年2月中旬~3月中旬ごろは、「梅まつり」が開催されます。

さらには、道真公が使用されたとされる鏡や硯などの菅公遺品が国宝として残っており、梅まつり期間中や御開帳日には実際に見ることができます。

他にも、埴輪を焼くための登り窯のレプリカや、はにわみくじ、さらに境内の奥には、アイセルシュラホールのモデルにもなったシュラのレプリカが展示されています。

藤井寺の歴史を一気に見るなら、道明寺と道明寺天満宮をセットで見るのがおすすめです。

道明寺天満宮
場所

道明寺

場所:大阪府藤井寺市道明寺1丁目14-31

 

道明寺天満宮

場所:大阪府藤井寺市道明寺1丁目16-40

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