平成30年度いきいき笑顔応援プロジェクト

更新日:2018年09月02日

人生100年時代を見据えて、健康寿命を延伸するため、高齢者の介護予防・健康づくりを推進することが重要となっています。

藤井寺市にお住まいの方一人ひとりが、少しでも長く健康で「いきいき笑顔」で暮らし続けられるよう、解決すべき課題を検討し、必要な取組みを進めています。

「同行訪問」システム

いきいき笑顔応援プロジェクトでは、認定の有無やサービス内容に関わらず、市の事業として専門職(作業療法士または理学療法士または管理栄養士)がご自宅を訪問し、助言・指導を行うことができます。ご本人の生活全体を見てケアマネジメントを行うため、担当のケアマネジャーまたは地域包括支援センター職員との「同行訪問」形式をとっています。

【1】リハビリ職(作業療法士または理学療法士)の訪問の場合

申込み ~担当ケアマネジャーからの場合~

*退院後の自宅での安全な動作指導をしてほしい、住宅改修や福祉用具の選定にリハビリ職から助言がほしい・・・など、ご利用者の介護予防や自立支援のために、リハビリ職との同行訪問を希望する場合、ご利用者の同意を得た上で、申込書を高齢介護課へ提出してください。(申込者:ケアマネジャー)

*申込時に、次の書類を作成していれば添付してください。

(1)いきいき笑顔応援アセスメントシート、(2)利用者基本情報(オモテ面のみ)、(3)ケアプラン

申込み ~ご本人・ご家族からの場合~

*できるだけ長く自分のことは自分でしたい、そのために自宅でできる運動の方法や動作のコツを教えてほしい、家事が楽にできる方法を教えてほしい・・・など、ご自身の介護予防や日常生活の改善のためにリハビリ職の助言を受けたい場合、申込書を高齢介護課へ提出してください。(申込者:ご本人)

*担当のケアマネジャーがいる方は、ケアマネジャーにもご相談ください。

*介護の認定がない方や担当のケアマネジャーがいない方の場合は、地域包括支援センター職員が担当します。

 

【2】管理栄養士の訪問の場合

申込み ~担当ケアマネジャーからの場合~

*食欲低下や体重減少が目立って心配、介護者への食事指導をしてほしい・・・など、ご利用者の介護予防や自立支援のために、管理栄養士との同行訪問を希望する場合、ご利用者の同意を得た上で、申込書を高齢介護課へ提出してください。(申込者:ケアマネジャー)

*栄養指導にあたってより効果的な助言を行うために、あらかじめご利用者がかかっている医師へ注意事項等を確認し、管理栄養士が把握した上で訪問する手順としています。ご利用者から、情報提供に関する同意書をもらってください。また、医師へ連携シートを送付してください。詳しくは依頼手順をご覧ください。

*そのほか、申込時に次の書類を作成していれば添付してください。

(1)いきいき笑顔応援アセスメントシート、(2)利用者基本情報(オモテ面のみ)、(3)ケアプラン

申込み ~ご本人・ご家族からの場合~

*病気の症状に合った調理の仕方や食材の選び方が分からない、しっかり食べて体力をつける方法を教えてほしい、食事内容が不適切なのではないか不安・・・など、介護予防や日常生活の改善のために管理栄養士の助言を受けたい場合、申込書を高齢介護課へ提出してください。(申込者:ご本人)

*疾患に応じた適切な助言ができるよう、あらかじめ医師に注意事項を確認させていただきます。同意書にもご記入いただき、申込書に添付してください。

*担当のケアマネジャーがいる方は、ケアマネジャーにもご相談ください。

*介護の認定がない方や担当のケアマネジャーがいない方の場合は、地域包括支援センター職員が担当します。

 

【1・2とも】ケアマネジメントについて

要介護認定のない方や、サービス利用がない方の場合(ケアプランを作成しない場合)は「私の予定表」を担当ケアマネジャーが作成します。同行した専門職からの提案や助言・指導も踏まえて、“いきいき笑顔で生活するための目標”として訪問の最後にご本人へお渡しします。

 

介護職・専門職の方へ マニュアルを作りました

「いきいき笑顔応援マニュアル ~元気になるための目標設定編~」

いきいき笑顔応援マニュアル表紙イメージ

「できることを引き出す」ために必要な目標を分かりやすく設定できるよう、マニュアルを作成しました。

目標設定をするためには、生活課題を詳細にアセスメントする必要があります。生活の中で「できること」と「できないこと」の能力を評価しなければなりません。

このマニュアルを活用し、生活課題のアセスメントの視点と目標設定の視点を、藤井寺市の高齢者の支援に関わるみなさんの共通認識にしていただきたいと思っています。

目次

1.ADL・IADL課題整理表
2.ADL・IADL応用動作訓練
3.おうちでできる♪かんたん体操

*ページをコピーしてお使いいただけます。

マニュアルは高齢介護課で配布しています。また、データはこちらからダウンロードできます。

なお、同行訪問システムについて、詳しくはマニュアル3ページをご覧ください。(リハビリ職の訪問の場合について説明しています。)

フレイル予防のために

「フレイル」とは

年齢とともに、筋力や心身の活力が低下している状態を「フレイル」と呼びます。
これは、介護が必要となる一歩手前の状態です。
ちょっとしたことで活動量や食欲、意欲などが低下していくと、生活機能全般も低下していくという悪循環に陥りやすく、フレイルの状態を経て、最終的に要介護状態や寝たきりやになってしまう恐れがあります。

フレイル啓発イラスト

日本人の平均寿命と健康寿命の差は、男性で9年、女性で12年。すなわち10年前後は、何かしらの病気を抱えて生活を送るということになります。
健康寿命を延ばして元気で長生きするためには、まずはフレイルから身を守ることが大切です。
早めに対策を行い、生活習慣を改善することで、予防や回復が期待できます。

フレイル啓発のための取組み

この「フレイル」を早期に予防することの大切さをはじめ、介護保険についてあらかじめ知ってほしい基本のことについて、説明を分かりやすく行えるようパネルを作りました。
高齢介護課および地域包括支援センターの窓口に相談に来られた方に、相談内容に応じてご説明します。


なお、介護職・専門職の方は、日頃の業務に活用できることがあればダウンロードしてお使いください。

「5分でわかる、介護保険のこと」説明パネルイメージ

藤井寺市でつくり上げる、総合事業と地域包括ケアシステム

藤井寺市の取組みは独自の手法として、下記の全国誌等に掲載され、発信されています。

取組みは地域の実情に応じてつくり上げていくものであり、全国に先駆けたり、独自のシステムを作ったりすれば成功ということはありません。今後も思考錯誤を重ね、藤井寺市ならではの方法を工夫していきたいと考えていますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

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大阪府藤井寺市岡1丁目1番1号 市役所1階3番窓口
電話番号:072-939-1111 (代表)
072-939-1164 (総務担当)
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ファックス番号:072-939-0399
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